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すっぽんで疲労回復

なんだか体が重い。しっかり寝ているのに疲れがとれない。そんな時におすすめなのが、すっぽんです。すっぽんは、滋養強壮や疲労回復の効果があると古くから盛んに食べられてきました。
その高い健康効果から、中国では漢方薬としても用いられていた食材です。
では、そんなすっぽんの疲労回復効果について注目してみましょう。

エネルギーを増やして疲労回復

運動や働きすぎで体内のエネルギーが不足すると、体が疲れてしまいます。疲れがたまっているときは、体内のエネルギーを増やすことが必要です。
すっぽんには、エネルギーを増やすために必要なビタミンB群とアミノ酸がたっぷり含まれています。

エネルギー作りをサポートするビタミンB

すっぽんに多く含まれるビタミンB群は、それぞれ体の代謝をサポートする役割を持っています。

<ビタミンB1>
体内でチアミン二リン酸という補酵素に変換。糖質の代謝をサポートし、エネルギーを生み出します。
<ビタミンB2>
食物から摂取した「糖・アミノ酸・脂肪酸」などの栄養素をエネルギーに変えます。
<ビタミンB6>
脂質の代謝をサポート。食事から摂ったアミノ酸を使って、タンパク質を合成し体を構成します。

エネルギーの材料となるアミノ酸

すっぽんには、エネルギー作りをサポートするビタミンB1に加え、エネルギーの材料となる「アミノ酸」もたっぷり含まれています。
「アミノ酸」は、筋肉を始めとした体を構成するタンパク質の主成分です。このうち「必須アミノ酸」は、体内で合成することができないアミノ酸で、不足しないよう普段の食生活で上手に摂取していくことが必要です。
すっぽんには、人間に必要な9種類の必須アミノ酸が全て入っています。必須アミノ酸の中でも、バリン、ロイシン、イソロイシンはBCAAと呼ばれ、筋肉中のタンパク質の約4割を占める重要な成分です。
BCAAを摂取すると、すぐに体内でエネルギーとして利用されるため、即効性のあるエネルギー源として知られています。また、運動中エネルギー不足が原因で起こる筋肉の分解を防ぐ効果もあるため、アスリートも積極的に摂取している成分です。

すっぽんは、エネルギーの材料である「アミノ酸」と、エネルギーの産生をサポートする「ビタミンB群」を同時に摂ることができる、疲労回復にとても適した食材なのです。

体の不調をメンテナンス

コリやしびれを改善

デスクワークを続けていると、肩や腰が凝ったりしびれたりすることがあります。このコリは、疲労物質がたまって筋肉が硬くなって起こります。
さらに、硬くなった筋肉が神経を圧迫し傷つけることで、しびれや痛みの原因となってしまいます。すっぽんに含まれるビタミンB12は、新しい神経の作成を促してくれるため、しびれや痛みの改善を期待することができます。

赤血球を増やして貧血を予防

なんだかだるい。疲れやすい。そんな症状は、実は貧血が原因かもしれません。
赤血球の中にあるヘモグロビンは、鉄が不足すると減少してしまいます。ヘモグロビンは、酸素を体のすみずみまで運ぶ役割をしています。酸素はエネルギーを生産するときに必要なもの。これが不足すると、エネルギーが不足して疲れやすくなってしまいます。
すっぽんには、鉄分やビタミンB12など赤血球を増やすために必要な成分が入っています。そのため、すっぽんを食べることで貧血による疲れやすさを改善する効果が期待できます。

すっぽんは、エネルギーの材料である「アミノ酸」と、エネルギー生産を促進する「ビタミンB」を同時に摂取することができる食材です。さらに、エネルギー生産に必要な酸素を体内に行き渡らせる赤血球を増やす「鉄」や「ビタミンB12」も摂ることができます。この「鉄」や「ビタミンB12」には、「こり」や「しびれ」、「貧血」といった体の不調をメンテナンスする効果も期待できます。
「ビタミンB群」と「鉄」で、体の不調をケアしながら体内のエネルギー生産のシステムを整え、「アミノ酸」というエネルギーの材料を加える。そんなすっぽんは、まさに疲労回復にうってつけの食材なのです。

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